ウォーターヒヤシンスソファのお手入れ方法とメンテナンス


バリやプーケットなど人気の高いリゾート地の高級ホテルなどでも良く見かける、憧れのモダンアジアン家具「ウォーターヒヤシンスソファ」。

 

新居を建てたら、ぜひリビングの主役として置いてみたいという方も多いはず。けれど、いざ自然素材の家具を買った場合の、お手入れやメンテナンス、アフターフォローは実際どうなるのか、やはり心配ですよね。

 

そこで、世界的にも有名な高品質アジアンリゾート家具「PERFORMAXウォーターヒヤシンス家具」を例に、お手入れ方法やメンテナンスなどについて詳しくご紹介します。

1.ウォーターヒヤシンス家具とは

さて、そもそもウォーターヒヤシンス家具というのは、どういうものなのでしょうか?

 

ウォーターヒヤシンス家具のメイン材料となる自然素材ウォーターヒヤシンスとは、日本名『ホテイアオイ』とも言われる水生植物の一種です。

このウォーターヒヤシンスの茎の部分を良く乾燥させ、防虫加工などの基礎処理を施したのち、家具の造作として表面に編み込みを施していきます。

 

ウォーターヒヤシンス素材イメージ

 

そうして完成したウォーターヒヤシンス家具は、高級感や重厚感があり、耐久性にも優れた上品な仕上がりで、従来のアジアン家具、ラタン(籐)・アバカ・バナナリーフなどの家具とは一線を画した、高級リゾートホテルなどでも使われる世界でも注目を浴びているインテリアアイテムです。

 

ウォーターヒヤシンスベッドイメージ

 

ウォーターヒヤシンス家具はタイ王国が発祥と言われており、タイ王宮でも愛用された事により高級家具として評価され、諸外国の高級リゾートホテルなどでも採用されるようになりました。

その中でもPERFORMAX(パフォーマックス)とYOTHAKA(ヨタカ)というタイのブランドは、デザイン性や品質が特に高いことで有名です。

2.PERFORMAX(パフォーマックス)社について

1995年にタイで創業し、これまでに700モデル以上のオリジナルデザイン商品を開発・製造し、欧米各国や日本を含むアジア諸国にも販売網があるウォーターヒヤシンス家具を主製品とする世界最大規模のメーカーです。

日本国内においても、多数のホテルや高級旅館などへの導入実績があり、デザイン性だけでなく、耐久性などその品質の高さが好評を得ています。

PERFORMAXロゴイメージ画像

特にソファ開発には力を入れていて、ソファだけでも300モデル以上の製品ラインナップを誇ります。

また、その膨大な各モデルの仕様やサイズ、製造履歴をきちんと1台ずつ管理していて、後々の製品のアフターフォローにも役立てています。

ソファセットイメージ

>> PERFORMAX ウォーターヒヤシンスソファができるまで

バンコク郊外にある製造工場は、アジア諸国の他の小規模な家具メーカーの製造設備や生産職人とは明らかに規模の違う、300人以上のスタッフが携わるスケールです。

専用の木工加工生産ラインとウォーターヒヤシンス編み込み専属の熟練職人が多数従事し、大量ロット生産から1台単位での生産にも対応可能な、フットワークの良さもあります。

PERFORMAX製造工場イメージ

3.ウォーターヒヤシンスソファの日常のお手入れ方法は?

低グレードなアジアン家具や他のウォーターヒヤシンス家具でイメージされる様々な問題点、虫の発生、素材が割れ引っ掛かる、異臭、ホコリの付着など、は「PERFORMAXウォーターヒヤシンスソファ」では普通に使っていれば一切起きません。

>> ここが重要!ウォーターヒヤシンスソファ選びの5つのポイント

ですから、一般的なご使用環境下において特に日常的な面倒なお手入れなども必要はありません。

ただ、ウォーターヒヤシンスソファをより長く使って頂くうえで、気を付けて頂くべき点としては、以下の様なことが上げられます。

3-1. お掃除は軽くはたく程度でOK!

PERFORMAXウォーターヒヤシンスソファは表面にニスなどの薬剤を塗布していないので、ホコリが付着して取れないということはありません。

ですので、表面のお掃除をされる場合には、はたきや柔らかいモップなどでサッと表面をはたく程度で簡単に編み込み部分のゴミやほこりは取り除くことができます。

あまり大げさなブラシや掃除機などを使用すると、かえって素材を傷つけることになるので注意しましょう。

手入れ方法はたきイメージ

3-2. 何かをこぼしたときは、柔らかい布で拭きましょう

もし何かをこぼしたり、汚れが付いたりした場合は、柔らかい雑巾等でやさしく乾拭きしてください。

一時的であれば濡れたタオルなどで拭いても問題はありませんが、ウォーターヒヤシンスは吸湿性が高いので、湿った状態があまり長く続くとカビ発生の原因となることもあります。

手入れ方法布拭きイメージ

3-3. 換気の良くない場所でのご使用はカビに注意!

時々しか訪れない別荘など、長期間換気のされない場所でのご使用時は、特に梅雨の時期などカビの発生には注意が必要です。

万一カビが生えてしまった場合は、十分に乾燥させた後、消毒用アルコール等で拭きとります。

カビの防止には市販のカビ防止スプレーを散布したりするのも有効です。

手入れ方法カビ防止スプレーイメージ

3-4. ソファのクッションは時々位置を変えてみましょう

ソファの座る位置は可能であれば、毎回同じ位置に腰掛けるのではなく、少しずつでも位置を変えながら腰掛けることで、座り心地の経時劣化を遅らせられます。

また、座面のクッションを時々裏返したり、左右を入れ替えたりすることも効果的です。

手入れ方法クッション回転イメージ

4.傷ついてしまった場合のメンテナンス方法

ウォーターヒヤシンスは天然素材なので、強くぶつけたり擦ったりすると剥がれや毛羽立ちの様な症状は出てきます。

PERFORMAXウォーターヒヤシンスソファや家具は、本体フレームはしっかりした木材で組まれているので、表面素材が傷ついても製品の強度には全く影響はありませんが、傷や毛羽立ちは見えるとやはり気になるモノです。

 

日常生活の中でも、掃除機や他の家具などをぶつけてしまったり、擦れたりすることは良くありますよね。

そんな時、どなたでも出来る簡単なウォーターヒヤシンス家具のメンテナンス方法をご紹介します。

4-1. ウォーターヒヤシンス編み込み部分が一部剥がれた場合

もし表面のウォーターヒヤシンス素材が一部剥がれ、そこだけ白く色が変わって見えるような場合は、以下の要領で補修出来ます。

まず、ご用意していただくものは・・・、

「ホームセンター等で市販されているブラウン色系家具補修用マーカー」 
 もしくは
「水性絵の具(ライトブラウン系)と筆」
 ※より微妙な色合いを再現されたい場合は、茶に黒や緑などを少量まぜて調色

 

ステップ1.
白くなっている部分を確認します

剥がれ補修イメージ1

ステップ2.
ティッシュ等に試し塗りし色を確認します

剥がれ補修イメージ2

ステップ3.
数回に分けて少しずつ塗ります
塗ってすぐティッシュ等で拭き、
また塗ってを繰り返し色を調整します

剥がれ補修イメージ3

ステップ4.

周りの色と馴染むように塗れたら、
良く乾かして作業完了です

剥がれ補修イメージ4

 

4-2. 毛羽立ちやささくれなどが起きた場合

強い衝撃や擦れ以外でも、暖房器具による極端な乾燥などによってウォーターヒヤシンス素材が毛羽立ったりささくれが発生したりすることもあります。

そんなとき、まずご用意していただくものは・・・、

「乾くと透明になる木工用ボンドなど」

材料を入手したら、以下の4つのステップに従い補修してください。

 

ステップ1.
 
毛羽立ちやささくれた箇所を確認します

毛羽立ち補修イメージ1

ステップ2.
ボンドを指先に少量付け、
補修箇所に撫でるように塗布します

毛羽立ち補修イメージ2

ステップ3.
ボンドを付けた箇所を指で成形し、
必要に応じてしばらく固定します

毛羽立ち補修イメージ3

ステップ4.
ボンドが乾き、しっかりと接着されて
いるのが確認できれば作業完了です

毛羽立ち悲愁イメージ4

上記補修のあと、もしボンド等で成形した箇所の色目が気になる場合は、前述の「一部剥がれた場合」の手法に従って色を調整されると、よりキレイな仕上がりとなりますよ。

5.永く使える「PERFORMAXウォーターヒヤシンスソファ」アフターフォロー

どんなにマメにお手入れやメンテナンスをしていても、ソファのクッションなど消耗パーツはどうしても長く使っていくうちにへたりなども出てきます。

せっかく気に入って買ったソファを、10年、20年と本当に永く使って頂くためには、メーカーのアフターフォロー体制も大事なポイントです。

 

PERFORMAXは300モデル以上もあるラインナップのソファそれぞれを、商品番号をもとにきちんと製品の仕様や製造履歴などまで管理しています。

だから、ソファの商品番号と希望のパーツを指定すれば、お手元のソファに合う指定パーツ部分だけを再製作し、自宅に送ってくれて、あとはご自身でただ取り替えるだけなんです。

つまり、いちいち家具を引き取って職人がメンテナンスするなどの費用や労力のロスを一切なくし、リーズナブルで効率の良いアフターフォローを実現しています。

 

以下のようなサービス(※有償サービス)が、一般家庭だけでなくホテルや商業施設でも大変喜ばれている「PEORFORMAXウォーターヒヤシンスソファ」の具体的なアフターフォローの一例です。

5-1. 替えクッションカバーセットの追加製作

ソファのクッションのカバーは全てファスナー式で簡単に取り外しが出来て、一般家庭でも洗濯機で丸洗いができます。

しかも、20種類程度ある生地のバリエーションの中からお好みの生地を選んで、専用の替えクッションカバーセットを製作することが可能です。

 

実際に多くのユーザーの方が、汚れた場合の洗い替えや、シーズンごとのお部屋の雰囲気のアレンジ用にと、例えば春夏は明るいホワイト系、秋冬は落ち着いたブラウン系など、お好みの替えカバーセットを、「ソファ購入時だけでなく、購入後何年か経ったあとにも追加製作」されています。

替えクッションカバーイメージ

5-2. 座面クッション材の追加製作

PERFORMAXウォーターヒヤシンスソファは、数種類のウレタン素材を組み合わせ耐久性や座り心地を考慮した構造になっています。

それでも、何年も使用していく中ではどうしてもクッションのへたりや座り心地の変化は出てきます。

 

PERFORMAXウォーターヒヤシンスソファのクッション部分は、ソファ本体とはセパレート構造になっているので、座面クッションの中のウレタン材を後々簡単に交換できて、そうすることでもちろん座り心地も改善されます。

これも、「ソファの品番を指定し発注するだけで、専用のウレタン材を再製作し自宅に届けてくれて差し替えるだけ」という簡単な流れになります。

クッション材イメージ

クッション材イメージ(内カバー付き)

PERFORMAXロゴ入りの内カバーの中に専用のウレタン素材入り

5-3. ウェービングベルトの追加製作

PERFORMAXウォーターヒヤシンスソファは、耐久性を考えられた比較的固めの座面クッションの下に、ウェービングベルトと呼ばれる伸縮ゴムパーツを設けた構造になっていて、それで絶妙な座面の沈み込みと座り心地を実現しています。

このパーツもソファ本体とセパレート構造になっているため、後々簡単に交換が可能で、交換することでもちろん座り心地も大幅に改善されます。

 

前述の座面クッション材とウェービングベルト双方を交換すれば、「購入後何年経っていても座り心地は新品時と遜色ないレベルに復活が可能」となっているんです。

▼ ウェービングベルトイメージ
ウェービングベルトイメージ

 

<まとめ>

ここまで読んでいただければ、「自然素材の家具はお手入れや取り扱いが難しいのでは?」という懸念も払拭できたんじゃないでしょうか。

特にPERFORMAXウォーターヒヤシンス家具は、皆さんが考えられている他のアジアン家具に比べ、購入後の手間やトラブルの心配は非常に少ないのです。

 

但し、家具も手間を掛ければ愛着も湧きますし、それだけ長く使えるのも事実です。

お気に入りのウォーターヒヤシンス家具と出会えて買われたときには、お手入れやメンテナンスも自然素材の家具の醍醐味と考えて、末永く大事にお使いくださいね。

 

まずは、PERFORMAXウォーターヒヤシンス家具の多数のラインナップの中から、お気に入りの1台を探してみてください!

>> PERFORMAXウォーターヒヤシンスソファおすすめアイテム

 

 


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